イベント報告<第3回全体会議「市民発の政策をどう実現するか」>

2012年5月27日に友愛会館で朝比奈 一郎さん(青山社中株式会社 筆頭代表CEO)をゲストに招き、市民キャビネット第3回全体会議~新しい公共フォーラム2012第5回 「市民発の政策をどう実現するか」~を開催しました。以下に当日の様子と議論の概要を記載します。お時間のある方は是非ご覧ください。

http://www.ustream.tv/embed/recorded/22883290

◆第1部  14:05~14:45
 問題提起「新しい公共をどうつくるか~約14年の行政経験を踏まえて~」(40分)
 講師:朝比奈 一郎さん 青山社中株式会社 筆頭代表CEO
「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」前(初代)代表
中央大学(公共政策研究科)客員教授/秀明大学客員教授
慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)
◆第2部  14:45~15:25
 スマートICT部会設立発表(5分)
 部会報告5部会報告(検証を主として)(各5分:計25分)
 コメント+質疑応答(10分)
◆第3部  15:35~16:55
 ワールドカフェ(※)「市民発の政策をどう実現するか」
ファシリテーター:開澤真一郎さん(地球社会・国際部会長)
 テーマ1:「要らない政策」(20分)
 テーマ2:「足りない政策」(20分)
 テーマ3:「どう実現していくか?」(20分)
 まとめ(20分)

以下は、第3部で行ったワールドカフェの議論の一部を記載します。

(Aグループ)
①要らない政策
・各省庁ごとに当たると、優先度の低いものは出しやすい。
・大規模農業の政策(米国や豪州とは規模が違う)
・9月入学
・地方の箱物(空港、港湾、道路)
・官僚のキャリア制度((下からやる)
・政策立案できない議員(国会)
・政策秘書、政務調査費は要らない(国会)
・議員宿舎の建設(内閣府 議員のお手盛り)
・民間への規制
・地域でできること⇒地方へ (交付金、人材・地域リーダー教育 ボランテジア・
フリーターが多かった)
・社会保障制度全般
・税制の複雑化
・民間(企業・NPO・SB・自治会など)ができることを規制する法律
・協同組合への規制
・北海道局(国の政策をむしろ害すまで?)←読めない
・・創エネ⇒小エネの技術
・“税制”(⇒不公平!)+「事業」
政策はチームビルディングで

②足りない政策
・人口減社会に向けての政策(維持・管理費用まで考えているのか。)
・災害に強い国づくり&自然との共生社会
・役所の人事評価制度
・生活保護世帯の歯止め
・都道府県は要らない⇒市町村が権限をもてばよろしい。
・政策と制度(システムソリューション)を同時に実施
・新規就農者へのスタート融資額 ← 貸し手の保証制度
・森林の土壌改良(松枯れ・なら枯れの原因は、酸性雨による微生物の劣化?)⇒“生物多様性”を見据えた政策
・農地の土壌改良(土壌病害多発)に対する政策 ⇒同上
・既存の評価基準をはみ出すと評価されない。グレーゾーン(辺境)の尺度がない。
・地方交付税はあっても企画がでない。
 (ICS,地域リーダー教育)
・システムソリューション⇒コンダクター不足→流動性
・女性(役員割合など)・若者に活躍の場→流動性
・緊急時対応
・寄付の充実

③どう実現していくか?
・森林資源(未利用資源)の炭化・有効活用⇒高機能炭の散布が土壌微生物を活性
・被災地(特に漁業・漁村)に対する政策が足りない。⇒市民パワーの結集
・NPOが力をつけて政治権力を補完(パートナーになる)
・役人が予算(金)を握って離さない。⇒市民キャビネットが実力をつけ税制仕訳を行う。
・予算の単年度を複数年度に(継続性の重視)
・就学支援 求職支援法(3ケ月、6ケ月)は無理 ex.デンマークは3年間
・過去の検証(教育、医療、年金制度一元化)
・直接民主制へ
・ネットの活用(cf ネット選挙解禁 地域で特に・・・)

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